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2007年10月 3日 (水)

『ねじまき鳥クロニクル』  村上春樹

『ねじまき鳥クロニクル』  村上春樹 新潮文庫
      第1部泥棒かささぎ編
      第2部予言する鳥編
      第3部鳥刺し男編


ふつう

村上春樹はパラレルワールドを描くのが好きな作家である。
これまでにも『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』や『中国行きのスロウ・ボート』などを書いている。後者は短編集で厳密にはパラレルワールドではないが、別のところでこの場合の「中国」というのが、地理的な中国ではなくて、「あの世」とか「別世界」を指すのだと書いている。

本作では井戸の底でつながるどこかのホテルの208号室、1945年前後の満州・モンゴル・ロシア、そして現代(もちろんフィクション上のオカダ・トオルを中心とした現代なのだが)を大きな舞台にしている。

この主人公と対照的な存在として綿谷ノボルという、主人公の義兄であり、飼っている猫と途中まで同名であり、不気味な存在として描かれている登場人物があるのだが、彼のことを主人公は各論賛成総論反対的に見ているという表現が何回かある。

そして、この小説も綿谷ノボルのように、各章はそれぞれおもしろいのだが、ひとつの大きな小説としてみたときに、完成度はかなり低く、納得のいく筋書きというものがほとんどない。

第1部が壮大な前フリ、伏線の宝庫といえるのだが、それに対するオチ、答えが第3部までいってもないのだ。

村上春樹ファンならば、しっぽ振ってこんなものでも喜ぶのだろうが、小説初心者や村上春樹の初心者がこの作品からとっかかるのは不幸である。

参考 ウィキペディア『ねじまき鳥クロニクル』

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秋の夜長に・・・... ていきたいと思います見ためも美しければよかったのにな こればかりは持って生まれたものだからどうにもならないもんね久しぶりに読書してます村上春樹・・・ なんとヨンジュナも読んでいるそう... [続きを読む]

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